
ベイルート: 日曜日にイスラエルがダマスカス郊外を空爆し、11人が死亡した。戦争監視団によれば、イスラエルはアサド前大統領の失脚後もシリアの武器や軍事インフラを狙い続けている。
英国を拠点とするシリア人権監視団によると、空爆は首都の北東にある工業都市アドラ近郊のアサド軍の武器庫を標的にしたという。同観測所は、民間人を中心に少なくとも11人が死亡したと述べた。
ベイルートに拠点を置く汎アラブ系のアル・マヤディーンTVも空爆を報じたが、死者数は6人とした。イスラエル軍は空爆についてコメントしなかった。
2011年にシリアで内戦が勃発して以来、イスラエルはシリア上空で何百回もの空爆を行なっているが、それを認めることはほとんどない。その標的はアサドを支持するイランの支援を受けたグループだという。イスラエルはまた、過激派が支配するシリアで、武器による脅威を取り除きたいとも考えている。
12月初旬の電光石火の攻撃でアサドを追放したシリアの反乱軍は、イスラエルに空爆の中止を要求している。
AP