
アラブニュース
DUBドバイ:バーレーンの国民健康規制当局(NHRA)が中国企業シノファームのCOVID-19ワクチンの国内での使用を日曜日に承認したと、国営通信社が伝えた。
この承認は、シノファームが数か国で実施した臨床試験の成功を受けて行われた。第3フェーズで、42,299人の被験者に対し86パーセントの有効性が確認された。
NHRAは承認に先がけ、製造工程、製品の安定性など、この中国製ワクチンに関するデータを徹底的に精査するとともに、研究者、医師、その他専門家の意見を聴いた。
同国は先にシノファームが同国内で第3フェーズのワクチン治験を行うことを許可し、7,700人の被験者が参加していた。先月には、最前線の医療従事者への使用を最終的に承認していた。
シノファームのワクチンは数か国で緊急の場合のみ使用が承認されており、同社は今も10か国で後期段階の臨床試験を行っている。
バーレーンは金曜日には、世界で2か国目にファイザーとビオンテックのワクチンを承認していた。