
ラワン・ラドワン (Rawan Radwan)
ジッダ : イエメンにおける新たな連立政権に向けたサウジアラビア主導による動きにより、イエメンの壊滅的な戦争の終焉への希望が生まれている。土曜日、中心的な指標が発表された。
新政府は、「安定を促進し、国家機関を改善し、政治的連携を増強するための重要な一歩だ。また、摩擦に対する持続的な政治的解決に向けた極めて重要な一歩でもある」、と国連事務総長イエメン特別使節室のマーチン・グリフィス (Martin Griffiths) 氏は話した。
新政府は安全保障、安定そして統一を修復し、国家機関を活性化し、解放地域における開発計画を実行し、イエメン国民の苦しみを軽減する一助となるだろう、とアラブ議会議長、アデル・ビン・アブドゥールラフマン・アル・アスーミ (Adel bin Abdulrahman Al-Assoumi) 氏は話した。
湾岸協力理事会事務局長、ナイエフ・ムバラク・アル・ハジラフ (Nayef Mubarak Al-Hajraf ) 博士は、イエメン政党が、国民の利害を優先し、新政府を支援し、イエメン危機に終止符を打つ役割を果たすことを称賛した。また、サウジアラビア主導のアラブ連合が、イエメンの国際的に認知された政府を支援することに対し、感謝の意を表した。
アラブ首長国連邦は、この発展が、危機に対する政治的解決へとつながることを期待する、と話した。バーレーンはこれを、イランの支援を受けているフーシ兵に立ち向かい、イエメン国民のために安全保障、平和と安定を実現するため、イエメンの努力を強化統一する重要な一歩と見なした。
アブド・ラッボ・マンスール・ハーディー大統領は金曜日、昨年南部暫定評議会と締結したリヤド協定に従い、連立政権を樹立することを発表した。
「これは…、イエメンが本当に必要とする平和へ別の一歩だ」、とイギリス外相ドミニク・ラーブ (Dominic Raab ) 氏は話した。
イギリス中東および北アフリカ担当大臣ジェームズ・クリバリー (James Cleverly) 氏は新政府に対し、国家の「より広範な政治的進歩」に関し、グリフィス氏と協働することを要請した。