
モスクワ:ロシアは日曜日遅く、トルコに支援された戦闘員がロシアとトルコの軍隊がパトロールする戦略的高速道路の近くでクルド軍と衝突したシリア北部地域に治安部隊を増派したと発表した。
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相とトルコのメヴルット・カヴソグル外相の会談が火曜日にロシア南部で行われるのに先立って配備が行われた。
モスクワとアンカラが異なる側を支持してきたシリアは、2人の外交官が話し合う議題の1つとなっている。
今月初め、トルコ支援の戦闘員とクルド軍との戦闘が勃発したのは、シリア北部のアイン・イッサの町の近くである。アイン・イッサの町は、シリアの主要都市を結ぶM4高速道路沿いにあり、ロシアとトルコ両軍によるパトロールが通常行われている。
トルコ軍と同軍が支援する反政府勢力の同盟は、昨年、シリア北部と東部の広い範囲を保持するクルド人民防衛隊(YPG)に対する攻撃で、この地域の領土を掌握している。
ロシア国防省は声明で、日曜日に同地域に治安部隊を増派したと述べた。
ロイター