
ベイルート: 1月1日に、シリア北東部のロシア軍基地付近で自動車爆弾が爆発し、シリア政府同盟国に対するこの地域の最初の軍事攻撃となった。
シリア人権監視団の監視集団が、ラッカ県のタルサマン地域での深夜以降の攻撃で数人が負傷したと伝えたが、正確な数字は伝えなかった。
この事件はクルド人主導の軍隊が支配しているが、シリア政府とその同盟国のロシアも駐屯するより広範囲な地域で発生したが、この事件に関するロシアの報道はまだなかった。
声明はソーシャルメディアで流れ、この犯行を主張するタンジム・ハラール・アドディンによるものだとされた。
シリア人権監視団は、2人の男性がこの基地の外に爆発物を積んだピックアップトラックを駐車し、逃亡したと述べ、この地域でタンジム・ハラール・アドディンが行った非常に珍しい攻撃であると発表した。
「これはシリア北東部のロシア基地への直接的な攻撃です」と、同監視団のラミ・アブドゥル・ラーマン団長は述べた。
タンジム・ハラール・アドディンはイドリブ県の北西地域で、シリア史上最大の反政府拠点で戦闘員を擁しているが、この地域以外で活動することはめったにないことだ。
ロシアは2015年にシリア内戦に参加し、その空軍はイドリブに対する数度の激しい軍事作戦で、シリア政府を支援してきた。
ロシアは反対勢力の拠点、フメイミム空軍基地をドローンで攻撃したことで、イドリブの反政府勢力を繰り返し非難してきた。しかし、自動車爆弾による攻撃は、ドローン攻撃よりもはるかにまれなことだ。
ロシア軍は反政府勢力支持国のトルコと交わした合意の一部として、シリア北部に駐屯している。
この1日前に、イスラム国(ISIL)はシリアでほぼ40人を殺害した攻撃の犯行声明を出していた。その先日、シリア東部で武装勢力がバスを襲撃していた。
AFP通信