
Ephrem Kossaify
ニューヨーク:2021年1月6日、アントニオ・グテーレス国連事務総長は、湾岸地域や「湾岸諸国の亀裂の解決に向けてたゆまぬ努力をした」全ての人々に感謝の意を表した。
同氏はクウェートの前首長とオマーンの前国王の名前を挙げ「関係する全ての国が関係を強化するために前向きな精神で行動し続けてほしい」と希望を述べた。
同氏は、サウジアラビアの湾岸協力会議(GCC)の首脳会議で発表された「連帯と安定」に関するアルウラ声明は「湾岸協力会議(GCC)諸国間の統一の重要性を認識し、地域の安全、平和、安定、繁栄を強化することを目的としている」と述べた。
また、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、エジプト、カタールの間の陸、海、空の閉鎖を解除するという1月5日の発表を歓迎した。
アルウラ声明は、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、エジプトがテロ組織の支援をめぐりカタールとの外交的および経済的関係を断ち切り、カタール政府に送付した13項目にわたる要求に従うよう要請した2017年に始まった外交危機に終止符を打った。カタールはテロ組織への支援を否定していた。