
テヘラン: 中東史上最悪の大流行となった病と闘うべく、イランは火曜日にCOVID-19に対抗するワクチン接種活動を開始した、画像は国営テレビが放送した物。
「殉教した医療従事者達を追悼して…我々はCOVID-19ウイルスに対する全国ワクチン接種を開始します、」とイランのハサン・ロウハーニ大統領が、テヘラン病院で執り行われた病で亡くなった医療関係者に関する式典で発言した。
8000万人以上の人口に対するイランの予防接種への取り組みは、ロシアのスプートニクVワクチンから始まる、と当局は言う。
イラン当局によると、ロシアのワクチンの第一便は木曜日にテヘランに到着し、2月18日と28日までにさらに2回の出荷が見込まれている。
イスラム共和国は200万回投与分のスプートニクVを購入した、と保健省報道官のKianoush Jahanpou氏が土曜日に言った。
サイード・ナマキ厚生大臣は先週、イランは国際的なワクチン機構のCovaxを介して英国・スウェーデン系企業であるアストラゼネカ社とオックスフォード大学から購入した、420万回投与分のワクチンも受け取る予定であると語った。
保健省によると、新型コロナウイルスはイランで140万人に感染し、58,500人の死者を出している。
同国は独自に開発した初のワクチンの臨床試験を12月末に開始、そして月曜日には二つ目の国産ワクチンの計画を発表した。
イランの全国ワクチン委員会の一員であるマスード・ソレイマーニー氏によると、Razi Cov Parの呼び名がつけられた二つ目のイラン製ワクチンは、農林省と繋がりがあるラジワクチン血清研究所で開発された。
APF通信