
アラブニュース
ドバイ:エチオピアは、スーダンに対し、両国間の緊張が高まる中で対話を開始する前に、火曜日に国境から陸軍部隊を撤退させるよう求めた。
外務省のディナ・ムフティ報道官は、毎週の定例記者会見で、エチオピアはスーダンとの紛争に入ることを望んでいないと述べた。
「スーダンとの国境危機に関する私たちの立場は明確であり、変わっていない」とムフティ報道官はアルアラビーヤが引用したように記者会見で述べ、対話を開始するためにはスーダン軍は2020年11月以前の元の位置に戻らなければならないと述べた。
報道官は、「第三者」が危機に関与しているとの非難を繰り返した。
「エチオピアがティグライの法執行プロセスに集中していることを悪用し、我々の国境を侵害していることは、スーダンの軍部が自らのアジェンダを実行するためにエチオピアとの紛争に入ることを推し進めている第三者の関与を裏付けている」と同報道官は述べた。
武力紛争は2020年11月4日、エチオピアのティグライ州においてティグライ地方政府とエチオピア国防軍との間で勃発した。