
アラブニュース
ロンドン:米国の国務省は日曜日、イエメンのフーシ派民兵によるサウジアラビアの人口密集地への攻撃を強く非難した
イランが支援するフーシ派民兵は土曜日、サウジアラビアの民間人居住地域を標的として、ミサイルとドローンによる攻撃を実施したが、全てアラブ連合軍によって補足、撃墜されている
国務省は声明のなかで、「こうした攻撃は罪のない民間人だけでなく、イエメンの平和と安定の見通しをも脅かしている」と述べた。
米国はまた、「こうした卑劣な攻撃を終わらせ、イエメンの人々に平和、繁栄、そして安全をもたらすことを目標として、国連特使のマーティン・グリフィスと米国特使のティム・レンダーキングと建設的に関与するように」とフーシ派民兵に呼びかけた。
新たに任命されたベテラン外交官レンダーキングは現在、イエメンの内戦を政治的に解決すべくイエメン、サウジアラア、国連関係者と会談を行っている。
更に声明では、「米国はサウジアラビア王国との長年の同盟関係を維持しており、イランに支援されたグループからの攻撃に直面しているサウジアラビアの領土を守ることに引き続きコミットしている」とも述べた。
ジョー・バイデン米大統領は先週木曜日の電話会談で、サルマン国王に、ワシントンはあらゆる脅威からサウジアラビアを守ることを約束することを繰り返し述べている。