アラブニュース
ドバイ:アラブ首長国連邦(UAE)はアブダビのアルダフラ地域で、バラカ原子力発電所の原子炉2号機を運転する許可を発給すると発表した、と国営通信社の首長国連邦通信社(WAM)が3月9日に報じた。アラブ首長国連邦
その報道によると、この原子力発電所の1号機から4号機の運転管理会社、NAWAHエナジー社は、今後60年間、2号機の運転許可を発給されたという。
この5年間の広範囲に及ぶ評価課程には、この原子力発電所計画の再調査や、この発電所の所在地に関する地理学・人口統計学的分析が含まれていた。
またこの評価課程には、原子炉の冷却・安全システム、安全対策、緊急時の準備手順、放射性廃棄物管理、その他の技術的側面も含まれていた。
政府当局はまたNAWAHエナジー社が、この原子力発電所の安全・セキュリティー基準を確保するために、必要なあらゆる手続きと手段を講じる手筈が整っているのかということも再検査した。
「本日の発表は、UAEという国の発展においての画期的な節目であり、そして、UAEの賢明な指導者のヴィジョンを実現したことを意味しています。これは、過去13年間にわたる努力の中で完結した戦略的偉業と考えられています」と、ハマド・アル・カービ国際原子力機関UAE常駐代表は語った。