
アラブニュース
ドバイ:イエメンの上級官僚によると、イランはフーシ派への軍事支援を止めておらず、今なおこの武装組織はイラン製の機雷を使用し続けている。
「フーシ派の武装テロリストたちは、「『軍事製品展示会』のごとくイラン製の各種機雷を取り揃え、紅海における商用船への攻撃でも最近使用している」とイエメン通信社の報道でムアメル・アル=エリヤニ情報・文化・観光大臣の発言が引用されている。
「これらのイラン製機雷から、イラン革命防衛隊が今なおフーシ派に武器や軍事技術や軍事専門家を供給し続けていることがわかり、そのフーシ派武装組織を発射台として商業船を脅かし、国際的な海路を制御しようとしている。」とアル=エリヤニ大臣は言う。
イランを後ろ盾とするフーシ派は、イエメンのマリブ県における軍事作戦、そしてサウジアラビアに対する弾道ミサイルやドローンによる攻撃を激化させている。
イスラム革命防衛隊のイスマイル・カーニ司令官はコッズ部隊を統率している。彼はイランがサウジアラビアに対するフーシ派の攻撃を支援していることを認め、 フーシ派はサウジアラビアに対し、「10日もかけずに18の作戦」を実行したと発言している。
カーニは彼の前任者カセム・ソレイマニ司令官が米軍のドローン攻撃で殺害された後、その最高位を引き継いだ。彼によると、イランは「世界の傲慢に対抗する勢力」となっている武装軍団全てを支援するという。
最近、兵器専門家たちが西部のタイズ県とホデイダ県で、2,200 個のフーシ派による地雷を非活性化および除去している。