
アラブニュース
ドバイ:イエメンにおいて、そしてサウジアラビアの国境周辺で、フーシ派の軍事行動が増加しているのは、イランの「攻撃を拡大する意図」を、この武装勢力が代行しているという決定的な証拠だ、とイエメン政府高官は述べた。
イエメンのムアマル・アル・アルヤニ情報文化観光大臣は、「フーシ派の最近の攻撃拡大は、フーシ派が和戦の決断をしているのではなく、むしろ攻撃を拡大しようとするイランの意図にただ従っているだけだ、ということを示す何よりの証拠だ」と声明の中で述べた。
イラン政府のハッサン・エイルル駐イエメン特命全権公使の指示の下で、フーシ派は動いており、サウジアラビアに危害を加え、世界のエネルギーと世界の海洋航行の安全を脅かしている、とアルヤニ大臣は述べた。
その上、バイデン政権がフーシ派のテロ組織指定を解除したことが、フーシ派武装勢力に誤ったメッセージを送ってしまい、この武装勢力は外交交渉の道を選ぶ代わりに、軍事作戦を再開することを選んだ、と同大臣は述べた。
アラブ有志連合軍は3月20日、サウジアラビアのハミース・ムシャイトに向けて発射したフーシ派のドローンを迎撃・破壊した。これは、王国の極めて重要な施設の破壊を狙った一連の攻撃の中で、最新の攻撃となっている。
「攻撃と暴力の増加は…彼らが和平を信用せず、彼らの信条が殺人に基づいていて、和平実現の役割を果たすことができないことを示す何よりの証拠です」と、アルヤニ大臣は述べた。