
ベイルート:影響力のあるナビ・ベリー議会議長は月曜日、もしレバノンが政府を樹立できなければ、タイタニックのように沈むだろうと述べた。
「私たちは全員、例外なく沈むでしょう」と、同議長が議会の冒頭で述べたとMTVテレビは伝えた。
サード・アル・ハリリ次期首相とミシェル・アウン大統領は、新内閣をめぐって何カ月も対立しており、レバノンの深刻化する金融危機を打開するという期待を打ち砕いている。
議会では、レバノンの電力会社の燃料を支払うための2億ドルの緊急資金について議論が行われる予定だった。
エネルギー省は、3月以降の輸入代金に充てる資金はないと述べた。
レバノンの4大電力会社の1つであるザハラニ発電所は、燃料が尽きて停止している。
ロイター通信