
ドバイ:イスラエルのネタニヤフ首相は、イランには絶対に核能力を手に入れさせず、自身の言う「イランの侵略」に対してイスラエル政府が引き続き「自衛」することを誓った。
ネタニヤフ首相はまた、イランを「中東における最大の脅威」と表現した。
イランは、ナタンツの核施設で11日に起きた事件についてイスラエルを非難し、その報復を行うと、国営テレビがモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相の12日の発言として引用した。
イラン当局は、前日の事件を「核のテロ」行為だとし、イラン政府は犯人に対して行動を起こす権利を保持すると語った。
イランと世界の超大国は先週、アメリカ政府が3年前に破棄したイラン政府との2015年の核合意の復活を目指した「建設的」と称する対話を行った。
「シオニストは、我々が制裁解除に向けて前進していることを理由に復讐したがっている。彼らは、これを認めないと公に発言している。しかし、我々はシオニストに復讐する」と、ザリーフ外相の発言が引用された。
イランは11日、ナタンツの核施設の電力供給を破壊し、施設内の停電を招いた人物を特定したと、イランのウェブサイト、ヌールニュースが諜報機関の情報筋の話として引用した。
「人物は特定された…ナタンツの施設のホールの1つで停電を引き起こしたこの人物を逮捕するために必要な措置が取られている」と、同サイトは報じた。この人物についての詳細は明らかにしていない。
ロイター通信