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ロケット弾攻撃を受けた後、イスラエルがガザ地区を空爆

上の写真は、イスラエルの空爆を受けたガザ地区南部のラファにおける爆発の様子。(AFP)
上の写真は、イスラエルの空爆を受けたガザ地区南部のラファにおける爆発の様子。(AFP)
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17 Apr 2021 06:04:17 GMT9
17 Apr 2021 06:04:17 GMT9
  • ガザ地区南部に位置する武装勢力の「訓練場」2カ所と、ガザ地区中部に位置する別の拠点が空爆された。
  • ガザ地区の武装勢力が、イスラエル南部に向けてロケット弾を発射した数時間後に空爆が実施された。

エルサレム:イスラエル軍は土曜日、ガザ地区からのロケット弾攻撃を受けた後、ガザ地区を標的とした空爆を実施したと発表した。このような武力衝突はここ数日間で2度目となる。

今回の空爆は、ガザ地区のイスラム教組織与党ハマスが管理する「テロリストの拠点」を狙ったものだとイスラエル軍は説明している。

その拠点の中には、「訓練施設、対空ミサイル発射基地、コンクリート製造工場、テロリスト用トンネルインフラ」が含まれていた。

目撃者や治安筋によると、ガザ地区南部にある武装勢力の「訓練場」2カ所と、ガザ地区中部の別の拠点が空爆された。

ハマスの広報担当者は、イスラエルによる報復にもかかわらず、「ガザはまだ戦い、壊れない」と述べた。

イスラエル軍による空爆は、ガザ地区の武装勢力がイスラエル南部に向けてロケット弾を発射した数時間後に行われた。

イスラエル軍の報道官によると、ロケット弾は空き地に着弾し、死傷者や被害の報告はなかった。

このような武力衝突は、最近では2回目となる。木曜日の深夜、パレスチナの過激派がイスラエル南部に向けてロケット弾を発射した。この攻撃を受け、報復としてイスラエル軍がガザ地区に空爆を実施した。空爆による死傷者の報告はなかった。

2007年にハマスがガザ地区を支配した後、イスラエルはガザ地区との海と陸の境界線を封鎖した。イスラエル軍とハマスはその後、3度の内戦を行っている。

パレスチナがイスラエルにロケット弾を撃ち込み、イスラエルがガザ地区への空爆で報復するなど、時折武力衝突はあったものの、ここ数年は脆弱な停戦状態が続いている。

AFP

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