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「3週間で妥結目標」=新たなイラン核合意

ウィーンでイランとの核に関する非公開の協議が行われる中、グランドホテルウィーンの前でイラン反体制派組織「国民抵抗評議会」のメンバーが掲げた横断幕の前でパトロールする警官。(資料写真/AFP)
ウィーンでイランとの核に関する非公開の協議が行われる中、グランドホテルウィーンの前でイラン反体制派組織「国民抵抗評議会」のメンバーが掲げた横断幕の前でパトロールする警官。(資料写真/AFP)
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02 May 2021 08:05:27 GMT9
02 May 2021 08:05:27 GMT9
  • バイデン氏は核合意への復帰を望んでおり、ウィーンにいる米国の代表団はイランとの間接協議に参加している
  • ウィーンでの協議は4月上旬に始まり、高官レベルの協議が数回行われた

ウィーン/ジェッダ:外交官らは、復活したイラン核合意の3週間での妥結を目指している。新たな協議が1日、ウィーンで行われた後、彼らは表明した。ロシアのミハイル・ウリヤノフ大使は「興奮するにはまだ早いが、慎重かつ楽観的になる理由はある」と述べた。

「期限はないが、各参加者は約3週間での妥結を目指している」。これは現実的だろうか。

後で分かるだろう」イランの核開発を抑制するための2015年合意、「共同包括行動計画」(JCPOA)は、米国が離脱し、ドナルド・トランプ大統領がこの合意で解除されていた制裁を再び課したことで2018年に崩壊した。JCPOAのその他の当時国であるイラン、中国、ロシア、フランス、ドイツ、英国は、4月上旬からウィーンで核合意の再建を目指して交渉を行ってきた。

3回目の協議は27日に始まり、数日にわたって専門家グループの間でテクニカルな協議が行われた後、代表団は1日に再び集まった。米国は直接関与していないが、近くのホテルにいる米国の代表団が情報を得ている。
1日の協議は休止され、7日に再開される予定だ、とイラン外務省は発表した。

イラン代表団の団長であるアッバス・アラグチ外務次官は、国営イラン放送の取材に対し、交渉は「成熟に達した」と述べた。
「協議プロセスの迅速化に関する先の決定を考慮し、今週の協議は二国間形式で迅速に継続され、双方は文書に関する相違を最小にするよう努めた。双方は、今後の協議において、作業をより迅速かつ真剣に継続しなければならないということに同意している」

「我々は文書を書き始めているが、この作業には正確さを要するため、作業の進行はかなり遅い。いくつかの問題についてまだ意見が一致していないことを考慮し、作業はゆっくりと進んでいる」

「石油・ガスを含む、イランのエネルギー部門に対する制裁や、自動車産業、銀行・金融、保険、港湾に対する制裁など、各部門に関連する制裁。これまでの合意に基づき、これらの制裁は全て解除されなければならない。このことについても合意が得られている」と同氏は付け加えた。

この合意は、制裁緩和と引き換えにイランの核開発を抑制するものであるが、2018年にドナルド・トランプ米大統領(当時)が離脱してから崩壊しかけている。

2015年合意のその他の当事国は、4月上旬からこの合意の再建を目指して交渉を行っている。

「E3」の大国である英国、フランス、ドイツの外交筋は、「外では混乱しているが、真剣で集中した雰囲気」の中で交渉が行われたと話した。「最も重要な点についてはまだ合意に至っていない。成功が保証されているわけではないが、不可能ではない」

米国、欧州、ロシア、中国の代表団は1日朝、合同会議を行ったが、イラン政府は米国との直接対話を拒否しているため、イランの代表は参加しなかった、と欧州の外交官は前に話した。
米国のジョー・バイデン大統領は、イランが再びJCPOAを順守すれば制裁を解除すると言っているが、イランは制裁解除が先だと主張している。

さらに、米国と同盟関係にある湾岸諸国は、核合意が復活したとしても、イランの弾道ミサイル計画や、イエメンやイラク、その他の所にいる代理の民兵を使った、イランによる地域への干渉に対処できないであろうことを懸念している。

サウジアラビアは、ミサイルや武装無人偵察機による一連の攻撃を受けている。そのうちのいくつかは、イランの支援を受ける、イエメンの武装勢力フーシ派が発射したものだ。

1日、サウジアラビア国防軍は、ジェッダを狙った「敵の空中目標」を迎撃・破壊した。攻撃元は明らかにされていない。

AFP

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