
アラブニュース
ドバイ:アラブ議会は、フーシ派がサナアのモスクや、武力によって掌握しているその他の地域でタラウィーフ礼拝を禁止していることを非難したと、2日、イエメンの国営通信社サバ・ニュースが報じた。
このような行動は、イエメン国民に対して民兵組織が犯した数々の目に余る違反行為の1つと見なされると、議会は発表した。
「この憎悪に満ちた行動は、諸宗教の原理に反し、信仰の自由の尊重と礼拝場所の保護について確認する国際条約とも相反する」と、アラブ議会が声明の中で述べた。
議会はまた、この行為は、民兵組織が犯した人道に対する罪の記録的回数に加算されるとした。また、フーシ派には、宗教的儀式の神聖さやラマダン月の間のイスラム教徒の気持ちに対する敬意が欠如していると付け加えた。
「力によってイエメン国民にその宗教観や信条を押し付けようとする民兵組織の試みは、民間人に対して立て続けに行われているテロ攻撃と同時に彼らが行っている宗教テロの1つの形態である」と、同声明には書かれている。
アラブ議会は、地域や国際的な連盟や機関に対し、同国における宗教的共存と社会的平和の原則を標的としたフーシ派の行動を拒絶し、非難するよう呼びかけた。