NTTドコモなど携帯電話大手4社は13日夜、米アップルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)16」の予約受け付けを開始した。端末価格は高止まりしているが、将来の端末回収を条件とする特典や割引を駆使して負担を抑え、買い替えを促す。新機種は20日に発売される。
標準機種「16」や上位機種「16プロ」など4種類の予約を受け付け。いずれも独自の生成AI(人工知能)を搭載している。アップルの直販価格は「16」(記憶容量128ギガバイト)の基本モデルで12万4800円。前年の「15」の発売当時と同じ水準に据え置いた。
KDDIの「auオンラインショップ」は、11月下旬までの期間限定割引を実施。約2年後までの端末返却などにより、基本モデルの実質負担額は約5万2000円となる。ソフトバンクの直営店は約1年後の返却などで、端末保証パックを含めた支払総額が約3万8000円になる。
時事通信