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サウジアラビアでさらに2種類の新型コロナウイルスワクチンの使用が承認

コロナウイルス患者を治療するため、サウジ保健診療所が、保健省によって全国各地に設置されている。(SPA)
コロナウイルス患者を治療するため、サウジ保健診療所が、保健省によって全国各地に設置されている。(SPA)
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19 Jan 2021 04:01:47 GMT9
19 Jan 2021 04:01:47 GMT9

アラブニュース

  • アストラゼネカとモデルナのワクチンが、既に承認されていたファイザー/バイオンテックのワクチンに加えて使用できるようになった

ジェッダ:サウジアラビア保健省は、新たにアストラゼネカとモデルナが開発した2種類の新型コロナウイルスワクチンの使用を承認した。ファイザー/バイオンテックのワクチンは既に同国の人々の予防接種に使用されている。

東部州保健局長のイブラヒム・アル・オラリフィ氏は、アル・アラビーヤのニュースチャンネルで、入手可能なワクチンの供給をめぐって世界的な競争があり、ファイザーのワクチンの需要は 「相当に大きい 」と語った。しかし同氏は、サウジ当局は十分な量を確保しており、予防接種の取り組みは強化されていると付け加えた。

「サウジアラビアのワクチンセンターで働く人が経験を積むにつれ、その数も増大しており、ワクチン接種を受ける人のための受付ホールの拡大に伴い、仕事の流れがより速くなり規模もより大きくなっている」と、同氏は語った。

アル・オラリフィ氏は、アル・アシャの予防接種センターはオープンの準備が整っており、ワクチンが配達されるのを待っているところだと言う。「1、2週間以内には開始するだろう 」と同氏は付け加えた。「その一方、ハフル・アル・バティンのセンターの準備作業が進行中で、来月には稼働を開始する予定です。」

同氏によると、東部州の約40万人が予防接種を受けるために同省の保健サービスアプリ「Sehhaty」を通じて登録しており、既に約6万人が接種を受けているという。全国的には、登録手続きが開始されてから1か月で200万人以上がワクチン接種の登録を行っている。

先月の統計によると、保健省は現在、ファイザー/バイオンテックのワクチンを週に10万回分受け取っているという。同省はワクチン接種により、少なくとも80%の国民が免疫を獲得することを目指している。

サウジ当局は月曜日、新型コロナウイルスに関連した6人の死亡を新たに確認し、同国の死者の数は6,329人となった。さらに170人の感染が確認されており、サウジアラビアでこれまでに感染した人の数は365,099人となった。このうち、1,922人が現在もアクティブであり、317人の患者が重体となっている。

同省によると、新規感染者はリヤドで67人、マッカで38人、東部州で25人、マディナで22人となっている。また、161人の患者がこの感染症から回復し、回復した人の数は356,848人となった。国内で実施されたPCR検査の総数は11,713,996件となり、そのうち45,064件がこの24時間以内に実施されている。

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