
アラブニュース
ドバイ:ヨルダンは、8月に職員が新型コロナウイルス感染症に感染したことを受けて9か月間閉鎖していたサウジアラビアとシリアとの国境検問所2箇所を再開したと、5月3日、内務省が発表した。
中東の日刊紙アシャルク・アルアウサトによると、旅行者は入国の許可を受けるにはPCR検査結果が陰性であることを提示し、ヨルダン到着後すぐに追加検査を受ける必要があるという。
また、1日に入国できる人数に厳しい制限が設けられており、ヨルダン内務省によると、サウジアラビアからオマリ国境検問所を経由して入国できる人数は200人、シリアからジャベール国境検問所を経由して入国できる人数は150人までとされている。
アシャルク・アルアウサトによると、「ジャベール(シリア側からはナシーブと呼ばれる)国境検問所は、シリアの戦争が原因で数年間閉鎖されていたが、2018年に再開されたばかりだった」という。
ヨルダンでは、過去24時間で1,272人の新規感染者と28人の死亡が確認されている。