
ベルリン : リビアからの外国軍撤退は、両国首脳がリビアの新たな暫定政府を支持するをこと約束する「重要な意思表示」である、とドイツ首相アンゲラ・メルケル首相は、トルコ大統領タイイップ・エルドアン大統領と水曜日会談を行った、とドイツ政府報道官は発表した。
リビアの新たな統一政府は 3 月 15 日、正式に承認された。新政府は、東部と西部地域を統治する交戦中の二政権から、10 年におよぶ激しい混乱後としては比較的スムーズに権力の移行を終えた。
トルコは、東部に拠点を置くリビア国民軍に敵対する、トリポリに拠点を置く国民合意政府を支持した。リビア国民軍は、ロシア、エジプト、アラブ首長国連邦。そしてフランスが支持していた。
メルケル首相とエルドアン大統領は、アブドゥルハミード・ドベイバ首相の暫定政府を、住民への供給状況を改善する取り組み、及び年末までの選挙の準備に注力するとした上で支持することに、ビデオ会談で合意した、と報道官は発表した。
「外国兵と傭兵の撤退を早期に開始することは、重要な意思表示を送ることとなる、と首相は強調した」、と報道官は加えた。
また、メルケル首相とエルドアン大統領は、COVID-19 によるパンデミックや、シリア内戦といった地域の問題、キプロス問題に関する国際的な政治議題を含む、国際的な取り組みについても議論した、と報道官は発表した。
ロイター