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シリアの沿岸付近でタンカーのエンジンに火災発生

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10 May 2021 06:05:39 GMT9
10 May 2021 06:05:39 GMT9

アンマン / カイロ:地中海にあるシリアのバニヤース港沖合で、タンカーのエンジン1機に小規模な火災が発生したと国営メディアが報じた。

火災は乗組員によって素早く消し止められ死傷者は出なかったと同メディアが伝えた。

「沿岸付近の石油タンカーのエンジン1機に技術的問題が生じ…それにより小規模な火災と煙が発生した」と国営メディアは伝えた。

現地のラジオ局FMシャムは、数日前、タンカーの石油貨物荷降ろし中に発生した火災の後の保守作業中に同タンカーで爆発が発生したと伝えている。

先月、シリアの石油鉱物資源省は、レバノン海域方面から来たドローンによるものと見られる攻撃によりバニヤースの製油所沖合の石油タンカーで火災が発生したが、消防士たちが火を消し止めたと伝えた。

業界の専門家によれば、バニヤースには製油所があり、ホムスの製油所とともにディーゼル、暖房用燃料、ガソリン、その他石油製品に対する同国の需要の相当部分をカバーしている。

シリアでは近年イランの石油出荷への依存度がますます高まっているが、イランとシリアおよびその同盟国に対する西側の制裁の強化および外国為替市場の逼迫により十分な供給を得ることがより困難になっている。

ロイター

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