
モハメッド・アブ・ザイド
カイロ:アラブ連盟理事会は5月10日、多数のアラブ諸国が支持しているパレスチナの要請で、同連盟理事会に所属するアラブ諸国外相級の緊急会合を開催した。
この会合の目的は、占領されたイスラム教とキリスト教の聖地がある都市、エルサレムでのイスラエルの攻撃、とりわけアル・アクサモスクへの攻撃と、自宅からパレスチナ人家族たちを強制退去させるシェイクジャラ―地区での計画について話し合うことだ。
アラブ連盟のホッサム・ザキ事務局長補佐が、この緊急会合は常駐代表レベルから外相級レベルに格上げすることが決定されたと述べた。
パレスチナの駐エジプト大使であり、パレスチナのアラブ連盟常駐代表でもあるディアブ・アル・ルー氏が、この緊急会合がアル・アクサモスクの礼拝者に対する残忍な攻撃の深刻さを話し合うためのものだと述べた。
アル・ルー氏は、緊急会合開催の要請書が、パレスチナのマフムード・アッバース大統領の指示と、パレスチナのリアード・アル・マーリキ外務・移民庁長官の指示に基づいて提出されたと述べた。