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サウジアラビア代表団、リヤドは「史上最大の博覧会」開催の準備ができていると博覧会国際事務局(BIE)に伝えた

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21 Jun 2023 04:06:49 GMT9
21 Jun 2023 04:06:49 GMT9
  • ファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣がサウジアラビア側の代表団を率いた
  • 月曜日、皇太子はパリで行われたサウジアラビアの公式レセプションに出席した。

アラブニュース

「リヤドは準備ができている。」20日、パリで2030年リヤド万博に向けたサウジアラビアの計画を発表した同国のハイレベル代表団からの言葉だった。

ファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣、アル・ファーレフ投資大臣、リヤド市王立委員会(RCRC)最高経営責任者代理イブラヒム・アル・スルタン氏、駐米サウジ大使リーマ・ビント・バンダル王女は、第172回博覧会国際事務局(BIE)の総会で講演した。

アル・スルタン氏は、「我々の博覧会は世界によって、世界のために建設されるだろう」と述べ、「すでに動き始めている」と付け加えた。 同氏は、2028年2月までにすべての準備が完了し、リヤドが選ばれれば2030年には1億2000万人の入場者を迎えることが確実視されていると述べた。

同氏は、リヤドには国際企業の支援を受けて世界クラスのプロジェクトを構築した経験があり、世界トップ10の経済圏、金融、商業、スポーツ、エンターテイメントの中心地となる「途中」にあると述べた。

ファイサル・ビン・ファルハーン王子は、7年後にサウジアラビアの首都が開催地に選ばれた場合、地理的にサウジアラビアが「南北、東、西を繋ぐ橋」であるということは、「真の意味でインクルーシブ(包摂的)な」博覧会を開催できることを意味すると述べた。

「世界が世界のために構築した博覧会、地球規模の多様性を認める博覧会を実現することはサウジアラビアにとって戦略的優先事項であり、我々は国際博覧会の伝統を引き継ぐ博覧会を開催する機会を求めている。 国際社会は持続可能でより平等な未来への移行に備えようと努めている」と述べた。

アル・ファーレフ氏は、2030年万博は「際限のないサウジアラビアの投資環境に沿った」投資機会を生み出すだろうと述べた。

同氏は、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子のリーダーシップとサウジアラビアの社会改革・経済多角化アジェンダ「ビジョン2030」のもと、サウジアラビアは10年末までに3兆3000億米ドルの投資を目標としており、そのうち30パーセントがリヤドに投じられるだろうと述べた。

また、「2030年万博の78億米ドルの予算は、我々の広範なリヤド投資計画への触媒となる」と述べた。

同氏は、民間セクターがイベントの組織化において大きな役割を担うことになると述べ、万博会場は「企業がサウジアラビアでの機会を模索するための世界的なフォーラム」になるだろうと付け加えた。

駐米サウジ大使リーマ・ビント・バンダル王女は、観光はビジョン2030計画の重要な柱であり、リヤド万博の成功の重要な部分を形成すると、総会で述べた。

それを念頭に置いて、リヤドで開催される2030年万博に参加する個人に特別なビザが発行されるだろうと述べた。

また、サウジアラビアは「世界にまだ発見されていない隠れた宝石」であり、「史上最大の博覧会」の開催に全力を注ぐ一方、リヤドを「例外的な」世界的な観光地であると強調した。

サウジアラビアは2030国際博覧会のリヤド開催の立候補書類を昨年10月に正式に提出し、リヤドのほか、韓国の釜山とイタリアの首都ローマが立候補しており、開催都市決定の投票は11月に実施される予定だ。

19日、皇太子は、20日の2030年万博開催国のプレゼンテーションに先立ち、パリで行われたサウジアラビアの公式レセプションに出席した。同レセプションは、万博開催国の推薦手続きにおける重要な部分だった。フランスはすでにリヤドへの支持を表明している。

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