東京:イランのイブラヒム・ライシ大統領が日曜日、ホセイン・アミール・アブドラヒアン外相らとともにヘリコプターの墜落事故で死亡したことを受け、日本の岸田文雄首相は月曜日、追悼の意を表明した。
岸田氏は声明で、「ライシ大統領の突然の訃報に接し、深い悲しみの念に堪えない」と述べた。
「ライシ大統領とは首脳会談や電話会談等を通じ、日・イランの伝統的友好関係に基づき、二国間関係や地域情勢について率直な対話を積み重ねてきたところであった」
「日本国政府及び日本国民を代表して、イラン政府及びイラン国民の皆様並びに御遺族に対して謹んで哀悼の意を表します」
林芳正官房長官もまた、追悼の意を表した。林氏は月曜日の記者会見で、「突然の訃報に接し、深い悲しみの念に絶えない。イラン政府およびイラン国民の皆様、ならびにご遺族に対し深甚なるお悔やみを申し上げると共に、ライシ大統領・アブドラヒアン外相をはじめとする方々に哀悼の誠を捧げる」と述べた。
林氏はライシ大統領に面会した日イラン首脳会談や、アブドラヒアン外相が昨年8月に来日した際に会ったと振り返った。