
モハメッド・アブザイド
カイロ: エジプトが水曜、イスラエルに対し、エルサレムやアル・アクサモスクでの同国の行為は二国家解決の希望だけでなく、地域の安全と安定も脅かすと警告した。
サーミフ・シュクリー外相は、エルサレムの人々は「彼らの生まれた土地に暮らす権利を標的にするイスラエルの攻撃に直面し、自分たちの尊厳や家を守っているため」、ラマダンの行事を楽しむことができないと述べた。
シュクリー外相は次のように話した:「我々は全世界と共に、この数日の間に神聖なアル・アクサモスクが受けてきたことを見てきた。そして、この聖地がイスラエル軍により戦場へと変えられ、そこで武器を持たない礼拝者たちが侮辱され、殴打され、逮捕されたのを見て、感情が刺激された」
イスラエルの暴力はアル・アクサで止まらず、「不動と尊厳の象徴」となっていたシェイクジャラー地区にも達したと、同外相は述べた。
同地区からパレスチナ人家族8世帯を立ち退かせるイスラエルの計画により、市内の緊張が高まっていた。
シュクリー外相は、エルサレムのアイデンティティを変え、アラブの住民の権利を否定する取り組みは見過ごされないだろうと述べ、市内で起こっている出来事に関するアラブの懸念は、パレスチナがアラブの中心的な問題であり続けることを示していると付け加えた。
エジプトはイスラエルの残忍な行為を非難しており、それらの行為は国際法に違反するもので、二国家解決実現のチャンスを損ない、地域の安全と安定に対する脅威となっていると同外相は述べた。
エジプトはここ数日にわたり、悪化している状況を止めるため集中的に取り組んできた。
シュクリー外相は、イスラエルの過度の力の使用は地域の安全を実現することができなかったと述べた。
同外相は戦闘の激化の終結を呼びかけ、イスラエル当局に対し、パレスチナ市民を守り、彼らの宗教儀式を行う権利を保護するように求めた。