
アラブニュース
ドバイ: アラブ首長国連邦(UAE)が、2023年に首都アブダビで気候変動に関するCOP28国際会議を主催することを求めたと、国営通信社WAMが日曜に報じた。
UAEは、包括的な気候対策に関する経済の問題に焦点を当て、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の締結国会議(COP28)を主催することを申し出ていると、声明は述べている。
外務・国際協力大臣のアブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン殿下は、「COP28はこのチャンスを活用するための極めて重要な瞬間を象徴するだろう。我々のビジョンは、すべての国が協力して行動を加速することで、純粋な経済的利益を実現することである」と述べた。
「UAEはCOP28開催国として、地域および世界的な会議招集国としての経験を活かし、パリ協定の達成と意欲を高めるための説得力のある投資事例強化においてすべての当事者を動員する」と、シェイク・アブダッラー殿下は付け加えた。
UAEは国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の恒久的なホスト国であり、この地域で初めてパリ協定に署名・批准した国とされている。
「気候への影響はすでに強く認識されているが、我々は経験上、世界中の至るところからの貢献があれば、社会的および経済的チャンスを作り出しながら世界的な気候目標の達成が可能であると楽観視している」と、同大臣は述べた。