
ムハンマド・アブ・ザーイド
カイロ:エジプトの外務省報道官が、同国は引き続きイスラエルとパレスチナの政治的交渉を前へ進めていると述べ、停戦合意は紛争の終結を意味するわけではないと釘を刺した。
アハマド・ハーフェズ報道官は、過去数日間のエジプトによる「広範囲に及ぶ努力」が双方の停戦という実りをもたらしたと述べ、パレスチナ自治区とイスラエル領土に2つの安全保障派遣団を置いて実行措置を追跡していると付け加えた。
「現在の最優先事項は状況を落ち着かせることであり、停戦は今後について真剣に考える環境をもたらしている」
エジプトは交渉を良い結果に導くための環境作りに取り組んでおり、それは非常に重要なことだとハーフェズ報道官は述べた。
さらに、「双方に失望感が漂っており、そこに付け込む者たちがさらなる衝突や対立を起こす可能性がある」と付け加えた。
エジプトはこれまでにも救援輸送隊を派遣したほか、ガザ地区の再建のために5億ドルを割り当てたことを発表している。
「我々は常に問題の原因に目を向けることに注力しており、問題は(恒久的な)決着に辿り着こうとしている」