
ブリュッセル:月曜の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の最終声明で、NATOは「すべての脅威に対し、あらゆる方角からの」集団防衛を強化することに同意した。
NATOは、気候関連の安全保障問題に対応すると宣言した。また、アメリカ合衆国とチェコ共和国という2つの同盟国を「非友好的な国」として危険区域に指定し、カブール国際空港に資金を拠出したロシアに、その指定を撤回するよう呼びかけた。
NATOは、ロシアの増え続ける核兵器備蓄に対応すると宣言し、イランにすべての弾道ミサイル活動を辞めるよう呼びかけた。
また、この30か国同盟に対して中国が「体系的な問題」をもたらしていると、西側の軍事同盟として初めて宣言した。
ロイター