
アラブニュース
ドバイ:ウクライナ航空機撃墜についてのカナダの最終報告は、撃墜の決定を下したのはイランのある高官だと述べたと、アル・アラビーヤTVは伝えた。
カナダの科学捜査報告書で、イランはいくつかの危険性を無視し、それが2020年1月8日の死亡事故につながったと述べられた。
また、イスラム共和国は乗客170人全員を死亡させた航空機の撃墜について十分な説明をしていないと、報告書は付け加えた。6月に入って、ウクライナの外務省報道官は、752便の犠牲者それぞれに補償金として15万ドル支払うというイランの提案を拒否したと述べた。
オレグ・ニコレンコ氏は、遺族への補償は正義への重要な一歩だが、まず、航空機墜落の背後にあるすべての真実が明かされることが必要だと述べた。
「補償について話し合うのはその後だ。航空機墜落で亡くなった市民の国の政府すべての合意を得て、具体的な金額が設定されるべきだし、一方的な決定(にすべき)ではない」と、ウクライナ最大のTVニュース・チャンネル、TSNは彼のことばを引用した。