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国連、イスラエルに入植地建設の即時中止を要請

2021年6月23日、ヨルダン川西岸のパレスチナ人が住むベイタ村の近くにある、新しいイスラエルの辺境の入植地、ギバト・エビアタルで、ユダヤ人入植者の若者が建物を建てている。(ロイター通信/アミール・コーエン)
2021年6月23日、ヨルダン川西岸のパレスチナ人が住むベイタ村の近くにある、新しいイスラエルの辺境の入植地、ギバト・エビアタルで、ユダヤ人入植者の若者が建物を建てている。(ロイター通信/アミール・コーエン)
2021年6月23日、ヨルダン川西岸のパレスチナ人が住むベイタ村の近くにある、新しいイスラエルの辺境の入植地、ギバト・エビアタルで、ユダヤ人入植者の子供たちが火を囲んで座っている。(ロイター通信/アミール・コーエン)
2021年6月23日、ヨルダン川西岸のパレスチナ人が住むベイタ村の近くにある、新しいイスラエルの辺境の入植地、ギバト・エビアタルで、ユダヤ人入植者の子供たちが火を囲んで座っている。(ロイター通信/アミール・コーエン)
2021年6月23日、ヨルダン川西岸のパレスチナ人が住むベイタ村の近くにある、新しいイスラエルの辺境の入植地、ギバト・エビアタルで、ユダヤ人入植者が並んで立っている。(ロイター通信/アミール・コーエン)
2021年6月23日、ヨルダン川西岸のパレスチナ人が住むベイタ村の近くにある、新しいイスラエルの辺境の入植地、ギバト・エビアタルで、ユダヤ人入植者が並んで立っている。(ロイター通信/アミール・コーエン)
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25 Jun 2021 09:06:21 GMT9
25 Jun 2021 09:06:21 GMT9
  • 入植地に「法的有効性はない」と言明した2016年安保理決議の履行について、国連の当局者らが報告した
  • 彼らはまた、イスラエル当局に対し、パレスチナ人の土地家屋の取り壊しや、もう一つの火種である、パレスチナ人の強制退去をやめるよう求めた

国連:国際連合は24日、イスラエルを、ヨルダン川西岸と東エルサレムの入植地を拡大することで国際法に甚だしく違反しているとして非難した。そして国連は、入植地は違法であると指摘し、拡大を直ちに中止するようイスラエルの新政府に求めた。

国連のアントニオ・グテーレス事務総長とトル・ウェネスランド中東和平プロセス特別調整官は、入植地に「法的有効性はない」と言明した2016年安保理決議の履行について報告した。同決議は、ヨルダン川西岸と東エルサレムでの入植地の拡大を中止するよう要求している。これらの土地を、将来のパレスチナ国家に含めたい、とパレスチナは考えている。

ウェネスランド氏は、グテーレス氏の12ページに及ぶ報告書に関する、理事会への説明会で、イスラエルが東エルサレムにあるハル・ホマの入植地に住宅540戸を増築する計画を承認したことと、辺境の入植地を建設していることを「深く憂慮している」と述べた。それは「イスラエルの法律でも違法だ」と同氏は述べた。

「イスラエルの入植地が、国連決議および国際法に甚だしく違反していることを、私は再び、はっきりと強調する」とウェネスランド氏は述べた。「イスラエルの植民地は、二国家解決と、公正で永続的で包括的な和平の実現を妨げる大きな障害だ」

「全ての入植活動の進展を、すぐに止める必要がある」とウェネスランド氏は述べた。

イスラエルは、入植地が違法であることに異を唱えている。

グテーレス氏とウェネスランド氏がイスラエル当局に求めたのは、パレスチナ人の土地家屋の取り壊しと、もう一つの火種である、パレスチナ人の強制退去をやめることと、「これらのコミュニティによる合法的な建設と、彼らの開発ニーズへの対処。これらを可能にするような計画を承認する」ことだ。

2021年6月22日、ヨルダン川西岸のベイタで、夜間にイスラエルの入植地に抗議するデモを行うパレスチナ人。(ロイター通信/モハマド・トロクマン)

米国は2016年12月、決議案への投票を棄権した。オバマ政権の最後の数週間だった。この決議は、民間人に対するあらゆる暴力行為を防ぐための緊急の措置を求めた。そしてイスラエルとパレスチナ人に対し、自制心を働かせ、挑発的な行動や扇動、扇動的なレトリックを控えるよう求めた。

この決議また、全当事者に対し、最終地位の問題に関する交渉を開始することを求めた。そして、数十年にわたるイスラエル・パレスチナ紛争を終結させ、イスラエル人とパレスチナ人が共に平和に暮らすことができる二国家解決を達成するのを助けるために、国際的、地域的な外交努力を強化することを求めた。

グテーレス氏とウェネスランド氏は、この決議の採択から4年半が経過したにもかかわらず、これらの要請がどれ一つとして応えられていないことを明らかにした。

今回の報告書の対象である3月から6月までの期間で、「イスラエルと、ガザの派閥の戦闘を含む、イスラエル人とパレスチナ人の間の暴力のレベルが、ここ数年見られなかった規模と強さで、驚くほど上昇した」とウェネスランド氏は述べた。

先月ガザで起きた11日間の紛争の後の停戦は「依然として非常に脆弱だ」と同氏は述べた。そして国連は、「停戦を確固たるものとし、緊急人道支援が入ることを可能にし、ガザの状況を安定させるために」イスラエルやパレスチナ人、エジプトなどのパートナーと緊密に連携している、と同氏は付け加えた。

アントニオ・グテーレス国連事務総長は、安保理がこの決議を採択してから4年以上経過したにもかかわらず、要請がどれ一つとして応えられていないと述べる。(ロイター通信の写真)

ガザ地区を支配するハマスは、イスラエルに対し、封鎖を大幅に緩和するよう要求している。イスラエルは、風船爆弾の発射を含めて、ガザからの比較的軽微な攻撃も容認しないと言っている。風船爆弾がきっかけとなり、イスラエルは先週、空爆を行った。

ウェネスランド氏は理事会で、「私が全当事者に求めるのは、一方的措置や挑発行為を控えること、緊張を緩和するための措置を取ること、そしてこれらの努力を成功させることだ」と述べた。「現地の情勢を安定させるため、そしてガザの状況が再び激化して甚大な被害が出るを避けるために現在行われている議論をうまく進めるには、全員がそれぞれの役割を果たさなければならない」

同氏はパレスチナの全派閥に対し、「一つの合法で民主的な中央政府の下で、確実にガザとヨルダン川西岸を再び統合するために真剣に努力する」よう求めた。そして、ガザはパレスチナ国家と二国間解決の一部であり続けるべきだ、と同氏は述べた。

グテーレス氏によると、報告期間である3月から6月までの間に、ガザ、ヨルダン川西岸、東エルサレムでのデモ、衝突、捜索・逮捕作戦、空爆、砲撃などで、女性42人、子供73人を含むパレスチナ人295人が、イスラエルの治安部隊に殺害され、1万149人が負傷した。

同氏によると、同時期にパレスチナ人がイスラエルの治安部隊員90人とイスラエルの民間人857人を負傷させた。衝突、石や火炎瓶が投げ込まれた事件、ロケットや迫撃砲の無差別発射などでだ。

ガザで起きた紛争は、2014年以来最悪の激化だった。パレスチナ武装勢力はイスラエルに向けて4000発以上のロケットや飛翔体を発射し、イスラエル軍はガザ地区全域で陸海空の攻撃を1500回以上行った、とグテーレス氏はイスラエル側の情報を引用して述べた。今回の紛争で、子供66人、女性41人を含むパレスチナ人259人が死亡し、子供2人を含むイスラエル人9人、外国人3人が死亡した。数百人のイスラエル人が負傷した。

AP

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