
AP通信、ドバイ
イランの脅威に対しホワイトハウスから中東への迅速な派遣を命じられた米空母が、派遣後初めてホルムズ海峡を通過した。
19日、米空母エーブラハム・リンカーンがホルムズ海峡を通過し、アラビア湾に向かったと米海軍が発表した。同空母は4月にバージニア州ノーフォークを出発し、5月に中東に進路を変えたが、イランに隣接するホルムズ海峡の通過を避けアラビア海に留まっていた。
米空母は、この国際石油輸送ルートを何十年もの間航行してきた。これを米国はホルムズ海峡を開放し続けることを目的とした「防勢」作戦だと表現している。
イランとの緊張が高まる中、トランプ政権は米空母エーブラハム・リンカーンをアラビア湾 に展開した。