
ベイルート:昨年のベイルート港湾爆発事故の捜査を担当する判事が、ハッサン・ディアブ暫定首相を含む有力政治家たちを召喚して尋問を開始するとレバノンの国営通信社が金曜日に報じた。
具体的な日付はまだ特定されていないとしている。
タレク・ビタル判事はまた、起訴に向けた第一歩として議会に対し、アリ・ハッサン・ハリル元財務大臣、ガジ・ジエイタル元公共事業担当大臣、ノハド・マシュノウク元内務大臣の免責の解除を書面で要請した。
暫定首相と元閣僚たちからのコメントは現時点では得られていない。
同じ政治家らが昨年、前に捜査を指揮していたファディ・サワン判事に起訴されたが、判事の権限を逸脱していると非難し、容疑者としての取り調べを拒否した。
サワン判事は、起訴した4人の閣僚のうちハリル氏とジエイタル氏の2人からの要請により、破棄院で捜査から解任された。
昨年8月、危険な状態で何年も大量に保管されていた硝酸アンモニウムが首都ベイルートの港湾で爆発し、数百人の人々が死亡し、数千人が負傷し、近隣地域全体が破壊された。
ロイター