
アラブニュース
ロンドン: 欧州連合 (EU) は、特に国際フォーラムにおいて、スーダンの民主化支援に効果的な役割を果たしてきたと、スーダン暫定政府の統治評議会議長は述べた。
北アフリカのスーダン暫定政府のアブデルファタハ・ブルハン議長は、スーダンが現在直面している国内外の課題を克服するまで、スーダンへの支援を継続するようEUに呼びかけた。
水曜日に行われたアネット・ウェバーEU・「アフリカの角」担当特使との会談で、ブルハン議長はさらに、政府の各組織は完全に調和して機能していると述べ、自由を認め、かつ宗教的寛容を確立する法改正を進めるために、国としての構造を完成させることを目指していると話した。
またブルハン議長は、軍部は民主主義への移行の支援に尽力していると付け加えた。
その上で、スーダン暫定政府は近隣地域の完全な安定を望んでおり、隣国のエチオピアの情勢の安定化に取り組んでいると議長は述べた。
さらに、ルネサンスダム問題を解決するには対話以外に道はないとし、暫定政府のアブダラ・ハムドク首相が提示したイニシアチブに言及した。
ウェバー氏は暫定政府による民主化の基盤を構築する取り組みを称え、EUはスーダンが国内外の課題に対処できるよう支援を継続することに前向きだと述べた。
火曜日に行われたハムドク首相との会談後、ウェバー氏は「自身の『アフリカの角』地域への公式訪問で、とても良いスタートを切れた」と述べた。
「アフリカの角」地域とのEU政策調整を担う特使に6月21日に任命されたウェバー氏は、スーダンの民主化と地域のダイナミクスについてハムドク首相と意見を交換したと述べた。