
アラブニュース
ロンドン:エジプト情報局の長官アッバス・カメル少将は、エジプトが仲介する和平交渉を実行に移し推進することを目指す訪問で、パレスチナの都市ラマッラーとイスラエルの首都テルアビブで高官と会談を持った。
パレスチナのマフムード・アッバース大統領との会談で、カメル少将が伝えたアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領からの声明は、エジプトがパレスチナの理念を支持し、パレスチナを含む全域での平穏と安定の実現に向けた努力に賛同したと、エジプトのMENA通信が伝えた。
エジプトが「両国と国民の利益のため、パレスチナ人の自由と独立の達成を支援するため、全ての段階と取り組みでパレスチナ国との間で調整し共同で作業する」ことをカメル少将は望んだと、パレスチナのWAFA通信が伝えた。
両国側はパレスチナ領域での最近の進展と、二国間関係を促進し同地域での安定と和平を実現する方法も総括した。
カメル少将は外交、安全保障、経済問題のほかガザ地区の治安情勢へのエジプトの仲介についても、ナフタリ・ベネット首相とベニー・ガンツ国防相を交えたイスラエル高官との会合に出席したと、イスラエル報道機関が伝えた。
情報局長官はエルシーシ大統領に代わって、ベネット首相にもエジプトを公式訪問するよう招待した。