アリ・カーレド
ヨルダンのアハマド・ヒンディ選手が4日午前、東京2020パラリンピック男子砲丸投げF34(脳性麻痺など)で自身の世界記録を更新し、金メダルを獲得した。
この日はアラブの選手たちが素晴らしい活躍を遂げ、アンマン出身25歳のヒンディ選手は12.25メートルという記録を出し、モロッコのアッズッディーン・ヌウェイリ選手が11.55メートルで銀、カタールのアブドゥルラフマン・フィキ選手が11.36メートルで銅を獲得した。
ヒンディ選手は、ドバイ2019世界パラ陸上競技選手権大会で12.17メートルというこれまでの記録を打ち立てていた。
女子砲丸投げF40 (低身長)では、チュニジアのヌールヘイン・ベルハジ・サレム選手が8.33メートルで銀メダルを獲得し、金メダルは8.75メートルのパラリンピック新記録を出したレナータ・シリビンスカ選手が獲得した。ナイジェリアのロリッタ・オニェ選手は8.29メートルで3位となった。
ベルハジ・サレム選手と同胞のラジャ・ジャバーリ選手とリーマ・アブデッリ選手は、それぞれ4位と5位を獲得した。