
エルサレム:イスラエル軍は、境界フェンス付近での過激な抗議デモを受け、22日早朝、ガザ地区にあるパレスチナ戦闘員の武器貯蔵施設を空爆したと、軍が発表した。このデモで、イスラエルの警察官1人が重傷を負った。
イスラエルとエジプトによるガザ地区封鎖に関心を集めるため、ガザ地区のハマス指導者たちがデモを計画し、数百人のパレスチナ人がそのデモに参加したが、それが21日の暴動に発展した。数十人のパレスチナ人が境界の防御フェンスに接近し、燃えるタイヤの黒煙の後ろからイスラエル兵に向けて石や爆発物を投げて、抗議デモが過激化した。
#WATCH: #Israel’s military said it bombed #Palestinian militant weapons sites in the #Gaza Strip early Sunday in response to a violent demonstration on the perimeter fence that left an Israeli police officer critically injured.https://t.co/xbnMHRuUEa pic.twitter.com/XDVRDpIJrg
— Arab News (@arabnews) August 22, 2021
ガザ地区の保健省によると、13歳を含む、少なくとも24人のパレスチナ人がイスラエルの銃撃で負傷した。イスラエル側では、国境警察官1人が銃撃を受け重傷を負った。
イスラエル軍の声明によると、この過激な抗議デモを受けて、イスラエル戦闘機が、ガザ地区のハマス指導者に属する「武器貯蔵・製造施設4か所」を空爆した。軍はまた、パレスチナ自治区の飛び地ガザ地区との境界付近に追加の部隊を配備した。空爆による負傷者は、直後の報告では無かった。
AP通信