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フーシ派には和平の意思がない、イエメン議会議長が米特使に告げる

フーシ派は、和平の努力や取り組みを阻止し、民間人や施設を標的とした軍事行動をエスカレートさせた責任が問われるべきであるとイエメン議会議長は述べた。(AFP)
フーシ派は、和平の努力や取り組みを阻止し、民間人や施設を標的とした軍事行動をエスカレートさせた責任が問われるべきであるとイエメン議会議長は述べた。(AFP)
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22 Sep 2021 06:09:20 GMT9
22 Sep 2021 06:09:20 GMT9

アラブニュース

ドバイ: イランを後ろ盾とするフーシ派勢力は、イエメンの和平を望むどころか、紛争の絶えないこの国の戦争行為を止めるための努力を蝕んでいると、イエメンの高位の政治家が述べた。

「我々には和平を実現させる用意があるが、フーシ派勢力にはまだその気はなく、彼らは戦闘行為を続け、和平に向けた努力や提案を故意に損ない続けてきた。そうした事実が、彼らには和平実現への意思のないことを物語っている」とイエメン議会議長スルタン・アル・バカラニ氏は、イエメンの和平への取り組みを協議するために米国イエメン担当特使ティモシー・レンダーキング氏と会った際に述べた。

フーシ派は、和平の努力や取り組みを阻止し、民間人やモカ港などの施設を標的とした軍事行動をエスカレートさせた責任が問われるべきであると、アリ・バカラニ議長は述べた。国営SABA通信がこれを伝えた。

同氏は、フーシ派のイエメン国民に対する犯罪の一例として、2018年のフーシ派指導者サレハ・アル・サマド氏殺害に関わったとして、9人の人々が最近公開処刑されたことを指摘した。

一方、「人権と自由のためのイエメンネットワーク」は、5年強の間にフーシ派が女性たちに行った6476件の違反行為を記録していると主張した。そのほとんどは、爆撃、地雷、起爆装置などによる死傷であったという。

同人権団体はまた、2015年1月1日から2021年6月1日までの間に、イエメンの女性たちに対し、770件の逮捕や誘拐、195件の強制失踪、70件の拷問行為があったと述べている。

また、フーシ派組織の機密刑務所や公開刑務所に収監された70人の女性たちへの、拷問や尊厳を傷つける処遇などの事例も確認している。

これは、釈放された一部の女性たちの証言によるもので、名誉棄損の冤罪を負わせたり、女性たちの名誉を売買したりしたもので、女性たちの中には自殺者も出たという。

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