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米国、イランに対し「IAEA査察官のアクセスを許可せよ、さもなくば制裁がある」

 IAEA理事会でイランを批判する決議がなされた場合、イラン・米国間の間接交渉への希望も絶たれる可能性がある。(ロイター)
IAEA理事会でイランを批判する決議がなされた場合、イラン・米国間の間接交渉への希望も絶たれる可能性がある。(ロイター)
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28 Sep 2021 02:09:46 GMT9
28 Sep 2021 02:09:46 GMT9
  • テサ・カラジにある施設ではウランを濃縮する遠心分離機のコンポーネントを製造している

ウィーン:イランは2週間前に合意した国連核監視機関の遠心分離機製造ワークショップへのアクセスの拒否を直ちにやめるべきだ、さもなくば数日後の理事会で外交的報復に直面するだろう、と米国は月曜日に発表した。

テサ・カラジにある施設のワークショップはウランを濃縮する遠心分離機のコンポーネントを製造している。6月に妨害工作と見られる攻撃により、国際原子力機関(IAEA)が設置した4つの監視カメラのうちの1つが破壊された。イランは監視カメラを撤去し、破壊された監視カメラの映像は行方がわからなくなっている。

テサ・カラジは、イランがIAEAの査察官にアクセスを許可したいくつかの施設のうちの1つだ。目的は、監視装置の点検と、映像記録がいっぱいになりそうなメモリーカードの入れ替えだった。9月12日の合意はイランと西側諸国の外交問題の深刻化を避けることになるはずだった。

「我々は、イランが9月12日のIAEAとの共同声明で合意したはずのIAEAの監視装置の点検のためのアクセスを拒否したことについて深く憂慮している」と、月曜の35ヶ国のIAEA理事会の会合でアメリカは声明を発表した。

これは、イランは9月12日の合意の通り施設へのアクセスは許可するがワークショップへのアクセスは許可しないとして日曜日に施設を訪れたIAEAの査察官がアクセスを拒否された際の報告書に対する声明だ。IAEAはワークショップが製造を再開できる見込みがあるか確認し、その場合は監視カメラを再設置する予定だった。

イランのIAEA特使、カゼム・ガリババディ氏はその夜、IAEAとの合意の前にイランはカラジの監視装置は「点検対象に含まれない」ことを示しており、日曜日の報告書は「共同声明での合意条件を超えるものだ」とTwitterで発言した。

EUはIAEA理事会に対し、イランがワークショップへのIAEAのアクセスの許可を拒否したことは「2021年9月12日の共同声明での合意に反しており、懸念される展開だ」と伝えた。

IAEA理事会でイランを批判する決議がなされた場合、2015年のイラン核交渉への両国のコンプライアンスの再開を目指したイラン・米国間の間接交渉への希望も絶たれる可能性がある。

イランは通常、このような決議に反発する。強硬派の新大統領、イブラヒム・ライシ師はイランは交渉を再開する準備はあるが、西側諸国の「圧力」には屈しないと発言している。ホセイン・アミラブドラヒアン外務大臣は金曜日、イランが交渉を再開する日は「非常に近い」と語った。

「我々はイランに早急にIAEAへの必要なアクセスを許可するよう要求する」と、米国の声明にはある。「イランがその努力を怠った場合、近日中に適切な対応について他の理事国と話し合うだろう」

また、EUもイランに対し「早急に」アクセスを許可するよう求めた。

ロイター

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