
エファレム・コッセイフィ
ニューヨーク:国連の人権の専門家は3日、10月のクーデターに抗議する平和的なデモ隊に対するスーダン軍の「過剰な武力行使」に警鐘を鳴らし、文民政府の復活を求める国民の要求を尊重するよう軍に促した。
平和的な集会・結社の権利を担当する国連の特別報告者のクレマン・ヴール氏は、軍と治安部隊がデモ隊を殴り、平和的な群衆を追い払うために実弾を使用した結果、「違法な殺害と怪我が発生したという憂慮すべき報告」について語った。
ヴォール氏は、拘束されている人々の即時かつ無条件の釈放を求め、このような暴力事件に関して、事実上の当局による調査を要求した。
同氏はまた、不必要で不相応な武力の行使を直ちに控え、軍を街頭から撤退させ、デモ隊の生存権と身体的インテグリティを尊重し保護する」必要性も強調した。「平和的な抗議活動に参加したとして逮捕された全ての人々は、直ちに無条件で釈放されなければならない」」
10月25日にクーデターが発生して以降、少なくともデモ隊12人が死亡し、300人以上が怪我をしており、中には銃撃を受けた人もいる。
ヴール氏は、平和的なデモ隊が銃弾を受け、3人が死亡、100人以上が負傷することとなった10月30日の大規模デモ「百万人の行進」を取り上げた。催涙ガスが使われた結果、呼吸困難に陥った人がいた一方、女性を含む多くの人が殴られた。
国連の同専門家は、治安部隊による市民社会団体や報道機関に対する強制捜査にも深い懸念を表明した。
逮捕された人の中には外部との連絡を絶たれている人もおり、拷問を受ける可能性もあるため、身の安全が疑問視されている。
報告書は、これは「活動家、ジャーナリスト、学生、人権擁護者、弁護士を逮捕する組織的キャンペーン」だと指摘した。
「拘束された人の多くの居場所はまだ不明で、家族や弁護士にも連絡できておらず、これは強制失踪と見なされる」とヴール氏は述べた。
「群衆を制御するために軍の部隊を使うことは、民間人やデモ隊の生存権に深刻な脅威を与えている。軍や治安部隊は、2019年にデモ隊に対して行われた深刻な人権侵害を受けた改革を実質的に受けておらず、その責任も問われていないため、平和的な抗議活動を管理するために軍の部隊を配備することへの懸念は高まっている」
ヴール氏はまた、人々の重要な情報へのアクセスを妨げ、人権侵害の監視や報告を妨害するインターネットの遮断や、通信サービスの断絶にも、懸念を表明した。同氏は、サービスの即時復旧を求めた。