


アラブニュース
ダマスカス:シリアの国営メディアによると、アラブ首長国連邦(UAE)の外務・国際協力大臣は火曜日、シリアの首都ダマスカスでアサド大統領と会談を行った。
シェイク・アブダッラー・ビン・ザーイド外務・国際協力大臣によるシリア訪問は、10年前にシリアで内戦がぼっ発して以来、UAE政府最高位の政府関係者による初めて訪問である。
シリアの国営シリア・アラブ通信(SANA)は、「アサド大統領は、UAEのアブダッラー・ビン・ザーイド外務・国際協力大臣を、同行するUAEの代表団とともに迎えた」と報じ、「アサド大統領とアブダッラー・ビン・ザーイド外務・国際協力大臣の会談では、2つの兄弟国の二国間関係と、両国共通の関心事である様々な分野において、二国間の協力関係を今後のように発展させていくかについて協議が行われた」と伝えた。
UAEは、政権交代を求めるデモが全国的な紛争に発展したため、2012年2月にシリアとの国交を断絶した。
しかし、2018年12月にはUAEがシリアの首都ダマスカスの大使館を再開し、これに続いて3月には湾岸諸国がシリアのアラブ連合への復帰を呼びかけた。
アブダビのシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド皇太子も10月にアサド大統領と電話会談を行っている。
ダマスカスを訪問したアブダッラー外務・国際協力大臣は水曜日に行われるヨルダンのアイマン・サファディ副首相兼外相との会談を前に、火曜日の夜アンマンに到着した。