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イランはIAEAの査察官に対し「恣意的な手段」を用いている、とサウジ代表が発言

IAEAは、先週、イランの核合意の再建に「不可欠」と見なされている査察官のぞんざいな扱いから監視カメラの再設置に至るまでのイラン政府との衝突の詳細を記した報告書を発行した。
IAEAは、先週、イランの核合意の再建に「不可欠」と見なされている査察官のぞんざいな扱いから監視カメラの再設置に至るまでのイラン政府との衝突の詳細を記した報告書を発行した。
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24 Nov 2021 06:11:39 GMT9
24 Nov 2021 06:11:39 GMT9
  • また、IAEAのサウジアラビア代表は、イランは「核計画を介して世界を脅迫する」ことに焦点を絞って核政策を展開していると述べた。

アラブニュース

ロンドン: 国連の国際原子力機関(IAEA)のサウジアラビア代表は、23日、イランは、IAEAの査察官に対し「恣意的な手段」を用いていると述べた。

さらに同代表はイランに対し、2015年の包括的共同行動計画(JCPOA)の核協定に基づいた保障措置協定を完全に遵守し、核計画の拡大をやめるよう求めたうえで、「イランの核へのコミットメントを交渉と混同すべきではない」と述べ、イランの核政策は「核計画を介して世界を脅迫する」ことに焦点を絞って展開されていると付け加えた。

イラン政府との会談のため、22日にテヘランに到着したIAEAのラファエル・グロッシ事務局長は、23日、イランとの協力を深めたいと述べており、またテヘラン到着後のテレビ記者会見で、「IAEAは、イラン政府との対話を継続し、協力関係を深めることを目指している…私たちは透明性のある共同作業を継続することで同意しており、これを継続してゆくつもりである」と語った。

IAEAは、先週、イランの核合意の再建に「不可欠」と見なされている査察官のぞんざいな扱いから監視カメラの再設置に至るまでのイラン政府との衝突の詳細を記した報告書を発行している。

イランとアメリカは、6月から保留となっている間接交渉を11月29日にウィーンで再開し、ドナルド・トランプ前米大統領が3年前に離脱し、イランに厳しい制裁を課した核合意にアメリカを復帰させる方法を模索する見通しである。

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