
アラブニュース
ドバイ:アラブ首長国連邦(UAE)国防省は、2日未明に領空を侵犯した3機の無人機を迎撃・破壊したと発表した。
同省は自国へのあらゆる脅威に対処すると述べている。
また、国および領土の防衛のために必要な手段をすべてとるという。
UAEは、イランが支援するイエメンの軍事勢力フーシ派から複数回のミサイル攻撃を受けている。領空侵犯があった日、防衛のために強力な戦艦と最新性の戦闘機を配備するとの発表が米国からあった。
配備は「現在の脅威からUAEを守る」ためとされ、米国のロイド・オースティン国防長官とムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子との電話会談を受けて実現した、とアブダビの米大使館は述べている。
1月17日、アブダビの石油備蓄施設と空港がフーシ派の無人機やミサイルに攻撃され、インド人2人とパキスタン人1人の計3人の外国人労働者が死亡した。
その後24日には、アブダビのアル・ダフラ基地に駐留する米軍がパトリオット迎撃システムを作動させ、掩蔽壕に緊急発進した。その後、アブダビ上空で2発の弾道ミサイルが破壊された。