
リヤド: イエメンの正当性を回復する連合軍は7日、イエメンのアル・ジャウフ県でフーシ派が使用していた弾道ミサイルの発射台を破壊したと発表した。
アル・エクバリヤTVとサウジ通信社が報じた声明によると、連合軍は武装勢力フーシ派の継続的な脅威に対して攻撃を行ったという。
イランを後ろ盾とするフーシ派は2015年以降、イエメンやサウジアラビア、アラブ首長国連邦の民間施設を主な標的としてミサイルやロケット弾、ドローン兵器で攻撃している。この年、フーシ派が転覆させたイエメン政府を国連の承認を受けた形で復活させるべく、連合軍が結成された。
国連は対立に終止符を打つべく何度か仲介を行っているが、フーシ派はことごとく拒否している。
マアリブや中部の地域で政府軍に敗北を重ねた後、この悪名高き武装勢力はドローンやミサイルでの攻撃を活発化させたが、連合軍も激しい報復攻撃でそれに応じている。