ヤシン・モハメド
カイロ:エジプトのサーメハ・シュクリ外務大臣が、国連シリア特使のガイル・ペデルセン氏と電話会談し、戦争で荒廃した同国の政治的な膠着状態を解消する必要性を強調した。
シュクリ外相は、政治的意思決定の独立性を保護する形で全領土に対してシリアの主権を確保する、包括的な和解が必要なことを強く主張した。
また、同国の危機に関与するさまざまな関係者の利益よりも、シリアの国益を優先する必要性も強調した。
ペデルセン特使はシュクリ外相に対して政治的解決に向けた取り組みについて説明し、この件においてエジプトが果たしている役割に謝意を表明した。