
ガザ市、ガザ地区
ガザ地区のパレスチナの過激派が木曜日未明、イスラエル南部に向けてロケット砲を発射し、イスラエル空軍機がハマスの支配する地域に空爆を行い、応戦した。
イスラエル軍は、防空システムがスデロットの町に向けて発射されたロケットを迎撃したと発表した。
2時間後、ガザ市の過激派がいる場所を標的とした連続的な空爆が行われた。イスラエル軍は、標的は「ハマスの武器製造所」だったとする声明を発表した。
激しい爆撃でガザ市北西部の空は明るく照らされ、音による衝撃で住民は眠れなくなった。けが人の報告はない。
パレスチナのグループはいずれもロケット砲発射の犯行声明を出していない。イスラエルはいつも、ガザから発射された全ての攻撃をハマスの責任にしている。
エジプト、カタール、国連の支援を受けて、ハマスとイスラエルは、平穏を促し、これ以上の国境間の暴力の発生を防ぐことを目的とした「理解」を深めようとしている。
停戦状態にあるとはいえ、ハマスは12年続くイスラエルとエジプトによるガザ封鎖の経済や健康への影響を緩和したいと考えている。
水曜日、カタール政府は停戦を支える上で不可欠なガザでの支援プロジェクトを2020年中も継続する予定だと、カタールの公使が語った。
木曜日の空爆は、 モハメド・アル=エマーディ公使が宿泊していたホテルの近くに的中した。
AP通信