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サウジアラビアのeコマース登録企業数、第2四半期は21%増

商業省の報告書によると、登録企業数はリヤド州が1万4026社でトップ、次いでマッカ州が9080社、東部州が5699社となっている。(Shutterstock)
商業省の報告書によると、登録企業数はリヤド州が1万4026社でトップ、次いでマッカ州が9080社、東部州が5699社となっている。(Shutterstock)
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23 Jul 2023 10:07:21 GMT9
23 Jul 2023 10:07:21 GMT9

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアではオンラインショッピング利用者の増加に伴ってeコマース事業がかつてない成長を遂げており、2023年第2四半期には登録企業数が3万5314社に達した。

これは前年同期の2万9007社から21%増である。商業相が発表した最新データが示している。

商業省の報告書によると、登録企業数はリヤド州が1万4026社でトップ、次いでマッカ州が9080社、東部州が5699社となっている。

マディーナ州が1756社、カシーム州が1204社、アシール州が1080社と続いている。

背景には、「国家変革プログラム」のもとでデジタル産業の強化が推進される中、eコマース部門が国家経済を増強するうえでますます重要な役割を果たしていることがある。

サウジアラビアのeコマース部門の年間成長率は32%を超えており、発展途上国の上位10ヶ国に入っている。

物流部門

物流部門に関しては、第2四半期の登録企業数は前年同期の2337社から83%増の4288社に達した。

ここでもリヤド州がトップで1972社、次いでマッカ州が1223社、東部州が575社、マディーナ州が120社、カシーム州が101社となっている。

エンターテインメント部門

一方、エンターテインメントやクリエイティブな活動を行うために新規登録された企業は24社で、総数は2023年第2四半期末時点で2202社に達した。前年同期は1766社だった。

リヤド州が1050社でトップ、マッカ州が680社、東部州が242社、マディーナ州が68社、アシール州が45社と続いている。

サウジ商業省による新規登録の推進は、公正で刺激的な環境の中で国内における先駆的な地位を実現するという同省のビジョンを浮き彫りにするものだ。

同省はそのために、持続可能な経済発展の実現に貢献する効果的かつ効率的な政策や仕組みを策定・実施することを目指している。

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