
ラバト: モロッコ警察は、国際的な薬物・臓器売買ネットワークに関わっている容疑で4人を逮捕した。特にモロッコとトルコ間で活動していたと、治安当局筋は5日に発表した。
「多額の外貨を手に入れるために海外の個人クリニックで」腎臓摘出をしないかと誘う広告がソーシャルメディア上で公開された後に当局が捜査に乗り出したと、モロッコ警察庁 (DGSN) のセキュリティ・サービスが文書で発表した。
3人の女を含む4人の容疑者らは、海外、特にトルコへ行きたいがために自分の臓器を売りたいと願う人たちに手を貸して仲介役をしていたとされている。
2人の犠牲者はすでに特定されている。その他の犠牲者らはモロッコやその他の地域で薬物を受け取ったり運んだりするために利用されているようだと、さらに文書に書かれていた。
彼らの活動は「臓器摘出と売買に関わる外国人らで構成されるモロッコ外の犯罪ネットワーク」と共に行われたと、DGSN は発表した。
警察がモロッコ通貨と外貨、外貨送金の領収書、「被害者である可能性のある人たち」の血液型検査、さらに大麻と携帯電話を押収したことが、さらに付け加えられた。
捜査は現在、トルコのインターポール ( 国際刑事警察機構 ) と協力して行われている。
AFP