ジェッダ:イスラム協力機構(OIC)は、イスラエル占領軍の保護下にある過激派イスラエル人入植者がアル・アクサモスクを襲撃し、同モスクの中庭でタルムードの祈りを行い、同モスク内部にイスラエルの旗を掲げた行為を非難し、これは国際法の著しい違反でありモスクの神聖さへの侵害であると見なした。
同組織は、こうした違反行為が続いているのはイスラエルに責任があるとし、これらの違反行為はイスラム教徒に対する露骨な攻撃であり、国際的な安全保障と安定を脅かす暴力行為や緊張状態を煽るものであると述べた。
OICは、国際社会、すなわち国連安全保障理事会に対し、パレスチナの人々およびそのイスラム教・キリスト教の土地と聖地に対する攻撃を止めるよう占領軍であるイスラエルに義務づけることに責任を負うよう呼びかけた。
先日、OICのイード・アル・フィトルのメッセージの中で、ヒセイン・ブラヒム・タハ事務総長はまた、ロヒンギャ難民や、チャド湖流域、ジャンムーおよびカシミールなど危機的状況にある世界各地のムスリムとの連帯を表明し、そういった地域では彼らの厳しい状況によりイドの祝賀ムードが台無しになっていると伝えた。
SPA