アラブニュース
リヤド:サウジ宇宙委員会(Saudi Space Commission)のアブドゥラー・アルスワハ委員長率いる代表団が、米国の公式訪問中に米航空宇宙局(NASA)のケネディ宇宙センターを訪れたとサウジ国営通信が11日に伝えた。
委員長は、宇宙港の開発・管理に関する投資機会について話し合うためNASAを訪問し、センターの副責任者であるバートン・サマーフィールド氏の歓迎を受けた。
声明によると、アルスワハ委員長の米国訪問の目的は両組織の関係を強化し、宇宙探査や技術、関連産業における世界最高峰の専門知識と経験を共有することにある。
また、イノベーションや先駆的なプロジェクトを強化する方法や、宇宙分野の最新技術を移転したり、地域に合わせて調整したりする方法を議論することも意図している。
委員長は、NASAの宇宙探査や現在のミッションについて説明を受けた。
今回の訪問には、Saudi Space AuthorityのCEOであるムハンマド・ビン・サウード・アル・タミミ博士や、キング・アブドルアジーズ科学技術都市(King Abdulaziz City for Science and Technology)を統括するムーニエ・エル・デソーキ博士も同行した。